Trap Neuter Return 殺処分

 

TNRとは、ノラネコを捕獲(trap)し、不妊・去勢手術(neuter)を行い、元にいた場所に戻す(return、release)することをいいます。

 

さくらねこ・地域ネコ

 不妊・去勢手術したノラネコを、元いた場所に戻し、エサをあたえ、そのネコの一代限りの命を見守ることを地域猫活動といいます。

不妊・去勢手術のしるしに、耳先にさくらの花びらのようなカットがあります。「さくらねこ」「地域ねこ」とも呼ばれています。 

 

活動について

 自分の家の近くにノラネコがいてTNRしたいとお考えになり相談する場合は、費用は自分で負担するという最低限の責任をもって相談してください。TNRには時間もお金も必要です。他人へ丸投げは保護ではありません。

無責任にエサだけコソコソやって身勝手な言い分ばかりのエサやりには辟易しています。

  人間の身勝手さや無責任、不適切飼育、多頭崩壊によって犠牲となるネコを出してはいけないのです。

 もの言えぬ小さな命を、粗略に扱うようなことなど、許されるはずがありません。

外の環境は決してやさしくありません。不幸な命を増やさないために、不妊去勢手術を受けさせなければなりません。

生命への畏敬の念がなければ、不幸な死は無くなりません。

私がTNRするのはネコのためだけです。すべてはねこのために。


どうぶつ基金さくらねこのTNR

さくらねこサポーター

継続寄付

日本動物福祉協会(JAWS)


つらかったね…お母さんネコちゃん。

赤ちゃん…安らかに。

 異動後初のTNRは、またもや新しい職場のすぐ近くとなりました。とても交通量の多い場所で、心配で見ていられないほどでしたが、エサやりさんはすぐにわかりました。

 メス猫で、ややお腹も大きいようでしたが、捕獲しました。

 病院からTELがあり、お腹に赤ちゃんがいてほぼ出産直前(もしくは出産途中だろう…?)で手術不可とのことで、お迎えに行きました。

 設備のある病院へ連れていって、CTなどを撮ってもらったところ、お腹には1匹いて、とても大きく育っていて心臓も動いていました。今日産まれても不思議はないが、あさってまでに産まれなければ帝王切開で出産ということで病院を予約して、我が家に連れて帰りました。出産前になると、ニャーニャーといつもと違った声でなくからわかるよ、と教えてもらっていましたが、まったく鳴き声もしないまま、その次の日の夜は悲しい夜になりました。

 そっと産室をのぞいてみると、1匹の赤ちゃんが横たわっていて、お母さんネコちゃんはキョトンとした顔をして…赤ちゃんは動かず、冷たかった。

 お母さんネコちゃんが無事で、ただそれだけが救いでした。

 赤ちゃんのお葬式を済ませ、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 お母さんネコちゃんの現場には、他にネコちゃんはいませんでした。まだ若い雌猫が手術もせずに外にいればもっと数が増えていてもおかしくないのに、お母さんネコちゃんはいつも一人だった理由がわかったような気がします。今まで出産しても上手く育たなかったのだろうな…と思いました。いかに過酷な外での生活を強いられていたのか…。

 その子はもともとエサやりさんの家にいた子で逃げ出したまま外にいたということでした。外は論外ですが、その家に戻すのも嫌でした。

 私の家で、ゆっくりと、元気になって、いつか優しい温かい本当のおウチを探してあげたいと思っています。  


またこの時期がやってきた・・・人事異動

 またもや7月、人事異動の時期がやってまいりました…(=_=)

 まだ3年目だぞ…と思っていましたが、次は西の方向へ異動となりました。

 すまじきものは宮仕え…とはよく言ったものですが、仕方ありません。サラリーマンの宿命です。

 というわけで、辞令を受けて新しい支店へ向かう途中、、もはやお決まりのパターン。またしても耳カットなしのネコちゃんに出会ってしまいました。


雨降って地固まる…^_^;

 

 私は、茶トラちゃんをリリースせずに保護したいと申し出ました。一旦は納得してくれましたが、その後TELがありました。

 奥さんと娘さんが大泣きしている…とのこと。

 自宅にはすでに飼い猫ちゃんがいるので、親戚の家で大切に家ネコちゃんとして迎えるので、何としても戻してほしい、とのこと。

 私としては・・・^_^;本当のところはあまりの可愛さに手放したくなかったのですが、この子の幸せのためにはそれが一番でした☆

 雨降って地固まる☆

 私も、とても優しいH家ご一家とお知り合いにもなれました。

 この子のおかげで、いいご縁ができました。

 この子には、不思議なほど本当に人を惹きつける可愛さがありました。

 優しい温かい、本当のおウチが見つかって、私もこれ以上の喜びはありません。

 ありがとうございました。


2020年最初のTNR

 前に白猫ちゃん親子を保護した時からの知り合いの方から、エサを食べにくる(耳カットなしの)新しい子2匹が増えたので手術したいという連絡をいただいていたので、会いに行きました。

 去年の夏以降、チビコの現場のTNRがつらすぎてしばらくはTNRできないな…と思っていました。今回のエサやりさんは大の仲良しですので、行かないはずはありません。

 

 ところが、ネコの神さまから運命のお引き合わせがありました☆

その2匹の近所に、何ともかわいい茶トラの女の子がいて、その子も一緒にTNRしてほしいというお話でした。

 一目見て「可愛いー!!!」と叫んでしまうほどの茶トラちゃんでした。しかも人懐こい…可愛い。

それもそのはず・・・

手術の獣医さんから電話がかかってきて、「茶トラちゃんは手術済みですよ」とのこと。耳カットだけしておくことにしました。

男の子2匹は完全にノラ猫ちゃんでしたので、手術を終えました。

 茶トラちゃんはもしかしたらどこかの子が逃げ出した可能性もあるので、愛護センターや警察に連絡して問い合わせをしましたが、該当する迷い猫の届け出はありませんでした。

 手術済みで、人なれしていて・・・もしかして捨てられたのかもしれないなと思うと、胸が締め付けられる思いでした。

 当初はごはんをもらっているお宅の外にリリースする予定でしたが、寒い真冬にリリースはとても出来ない。もともと飼われていた子なんだろうと思うとあまりの人間の身勝手さが、あまりにもこの子に申し訳なく思いました。

 手術を終えた男の子はリリースとなりましたが、女の子は、我が家で保護して必ず、新しい優しい本当の家族を見つけようと思い、エサやりさんにその旨を伝えました。


「チビコ」の忘れ形見・・・

 

 8月初め、とても悲しく、どう考えていいのかわからないことが起きました。

 私の思考も止まったような状態が長く続き、いま、10月になってようやくHPの更新をしながら心の整理をし始めています。

 私が8月上旬に早めに夏季休暇を取って、数日ぶりに会社へ向かっていました。

 職場のすぐ近くでTNRを行っていましたが、6匹をTNRし、あと数匹、行動範囲の広いオス猫をTNRする予定の現場でした。

 毎日、通勤時にTNRのネコちゃんたちに会うのだけが楽しみでした。

 

 その日も、朝からとても暑く、涼しいところにでもいるかな、と思っていましたが、遠目に「トラックの下にトラちゃんが寝ているな」と思いました。

 が、近づいていくにつれ、嫌な予感がして、走り寄ったところ、その子は亡くなっていました。

 間違いなく、私がTNRした茶トラちゃんでした。

 その場所のほぼ向かい側の餌場には、仔猫の亡骸がありました。

 何が起こったかわからず、パニックになりそうでした。恐怖で叫びたい気持ちでした。

 夏季休暇に入る前には、帰り際にネコちゃんたちを見ていました。

 亡骸のそばには、ネコちゃんが嘔吐した後が数か所にわたってありました。

 死体や嘔吐物の状態から、それほど日数が経っているとは思えませんでした。

 エサが少なく餓死する、という場所ではありません。

 むしろその逆で、無責任なエサやりばかりたくさんいて、ごはんだけは豊富にありました。

 

 警察の方に来てもらいました。

 毒をまかれたのではないかということで、その餌場のフードや水を採取し、ネコちゃんの亡骸も解剖して調べます。ということで、ネコちゃんの遺体を丁寧に扱って引き取ってくれました。

 炎天下の中、現場検証や証拠採取を、職務として真摯に丁寧にしてくださる姿には胸を打たれました。

 証拠採取の立会人ということで、私は封印に署名等を行いました。

 警察官の方々の優しさに、涙がとまりませんでした。

 この場所で、ネコちゃんたちのために動いてくれるのは、警察だけでした。

 ネコに危害を加えた輩がいるとすれば殺してやりたいと思いますが、見当もつかないことから、やり場のない怒りは到底収まらず、無責任なエサやり連中にも怒りがこみあげてきました。

 可哀想だからといってエサばかり簡単にあげているくせに、死骸はそのまま放置しているのか!?

 ネコに危害を加えるような輩を呼び寄せたのは、そんな餌場にしたエサやりのせいなのに!!

 TNRして、不幸なネコを増やさず、地域猫として生きていけるよう、私がTNRした大事な大事なさくらねこが、命を奪われてしまった。

 

 私はこの地域が大っ嫌いになりました。

 エサやりのオバハン連中もさらに大嫌いになりました。二度と口をきくつもりもありません。奴らが変わるとも思いません。

 私の発見した2匹以外にも、後になって餌場の近所の人からも、あそこの家のとこでネコちゃんが亡くなってたよ、臭いがしたからと聞かされ、もう、絶望的な気持ちがしました。近所の人に悪気はなかったと思います。ですが、悪気もないけど、人としての配慮や思慮が全くないんだろうと思います。亡くなった時期も亡くなった子が何匹なのか、ひとつも役に立つ情報もなく、ただ死んでたとだけ聞かされる身にもなってみろ!少しは頭使え、と言わざるを得ません。

 

 この現場に、かわいい仔猫ちゃんがいました。

 「チビコ」と呼んでいました。

 チビコのお母さんは、頭のいい三毛猫で、捕まえるのに長い間かかりました。やっと捕まえた三毛猫お母さんをTNRした際に、その獣医が三毛猫お母さんに耳カットを忘れるというとんでもない不始末をしでかし不誠実な対応には心底腹が立ったこともまだ忘れられない曰くつきのTNRでした。その後は三毛猫お母さんの一層の警戒心から、チビコもなかなか捕獲できませんでした。

 

 そうこうしている間に、私が6月に入院して、しばらく大阪に行っていなかった間に、チビコは初めて出産していました。

 7月に、可愛い仔猫5匹を連れてチビコが皮と骨くらいにやせ細って姿を現したとき、まだ1才にもなっていないまだまだ仔猫のようなチビコの可哀想なけなげな姿を見たときには、声も出ませんでした。可哀想な事をした、チビコを捕獲して保護していればこんなことにはならなかったのにと、心臓を握りつぶされるような痛みを感じました、三毛猫お母さんの横にまだ一回り小さいチビコ、そのチビコの仔猫ちゃんたち。

 これ以上増やせない、この場所ではダメだと思い、必死で仔猫3匹を手で捕まえ、洗濯ネットに入れて、書類ケースでそのままタクシーで病院へ走りました。

 

 その3匹の仔猫は我が家にいます。

 3匹のうち、1匹はまるでチビコを見ているかのように生き写しの可愛い白キジです。

 

 チビコはまだ現れません。

 もう現れないかもしれません。

 

 3匹の仔猫は、チビコが私に託してくれたのだと思います。

 

 お母さんミケちゃん、チビコ、茶トラちゃん、一体どんな思いをして今どこにいるのか…と思うといたたまれません。

 

 仔猫3匹は、通常であれば里親さんを探すところですが、、

 チビコが命がけで産んだ可愛い可愛い仔猫ちゃんたちです。

 私はチビコを自分の子供のように思っています。そのチビコの仔猫たちなら孫も同然です。

 兄弟そろって迎えてくれる、優しい温かいおウチを探そう、そうすべきだとは思っていますが・・・

 

 今は…誰も信じられない。誰にも渡したくない。

 すべてをかけて、この子たちを私が守らなければならない、とも思います。

 

 誰も私のチビコにさわらないでほしい。

 私のチビコ、私のネコちゃんたちを返してほしい、元に戻してほしい。

  

 でも、この目でチビコの死体を見たわけじゃありません。

 チビコ、お母さんミケちゃんと一緒に、もっといい地域に移動したのかもしれない。

 移動していてほしい。無事でいてほしい。生きていてほしい。必ず助けてあげたい。

 どこかにいるなら元気でいてほしい。探しています。

 私の大事な可愛い可愛いチビコだから。

 可愛いチビコ、あなたに会うまで可愛い仔猫たちはずっと私の手許から離したりしません。

 大切に大切に育てて守ります。どうぞ心配しないでいてください。 


自分も手術を受けて

 

 この度、私も全身麻酔のいる手術を受けました。

 社会人になってから初めての入院・手術経験となりました。人間ドックで精密検査要となり手術で治療することになりました。

 先生方や看護師さんたちのおかげで無事に手術を終えました。多少費用はかかっても病院の個室はとても快適でした。ネット環境も整っているし規則正しく美味しい食事も、、心身ともに健康を取り戻した気がします。

 入院中、「白い巨塔」さながらに本物の教授回診を見ることができ、感動しました(^^♪ かっこいいですよね。

 

 手術を受けるのに一番心配だったのは、我が家にいる飼い猫、多数いる保護ネコちゃんたちのお世話のことでしたが、信頼できる病院や預け先にお願いすることができました。この度、お世話になった方々に深く感謝申し上げます。

 退院後は、ネコちゃんたちに無事に会えたのが何より嬉しかったです、幸せー!!!と何度も大声で叫びました。

 今でも幸せをかみしめています。普通の毎日がいちばん幸せだということが身をもってわかりました。

 入院を機に考えさせられたのは、ネコちゃんについて自分の保護することのできる限界はどれくらいなのか、今後自分の不在時にネコちゃんを託せるところがあるのか、ということです。自分の年齢や体力、家庭や仕事の状況をきちんと考えなければならないと痛感しました。

 今回の入院は非常にいい経験になりました。考えさせられることの多い入院でした。

 

  手術そのものについても、自分が受けてみて、自分の身に置き換えて考えることができました。手術日前日の、麻酔医の先生の事前の説明は、ネコちゃんの麻酔の危険性で聞いたことがあり、内容はとてもよく理解できました。あぁネコも人も同じなのだなぁと思いました。手術が終わった直後から、抗生剤の点滴ですよ、と看護師さんが点滴をしに来てくれました。これも、コンベニアのようなものかしら、、と思いながら寝ていました。

 私の今回とてもいい病院で安心して手術・入院ができましたが、術後の重要性は、ネコも人も同じだと思います。

 ネコちゃんのTNR手術も、多少遠くであろうと信頼できる病院へ連れて行ってあげたいと思っています。

 耳カットを忘れられたことがあります。そこへは二度といきません。術後に小さなキャリーバッグにネコを戻してネコちゃんが亡くなったところを聞きましたが、そこへも決して絶対に連れて行きません。そんなところとは縁が切れて良かったと思います。

 いいことも嫌なことも、自分で経験して、学習していくしかないのだと思います。


2019年

TNR・姫路にて

 

 今回、姫路のSさんからご連絡いただき、お母さんネコちゃん2匹のTNRのお手伝いをさせていただきました。子猫ちゃんたちも保護して(何と6匹)里親さんを募集する予定です。無責任に丸投げしたりするようなお問合せもある中、この人は違うなというのはわかるものです。ネコちゃんへの思いが伝わってきました。実際にお会いした時はすぐにわかりました。優しい良いひとだと。

 私も捕獲を始めたときはわからない事ばかりで、いろんな方々に教えていただきました。今でもとてもお世話になっています。ですので、私も恩返しの意味も込めて、他の方のお手伝いができるのはうれしいことです。

(注)私も好き嫌いは激しいほうですので、丸投げや無責任な方はお断りしています(-_-;)

 梅雨入り前に、子猫ちゃんたちも無事に保護できたのは、ひとえにSさんの思いが通じたのだと思います。

 

 信頼できる病院へ連れて行ってほしいとの強いご希望もあり、それなら姫路から遠くても、大阪か池田にある病院へ…ということで、ネコちゃんも無事に手術を終えてリリースも終了しました☆

 

 今回その病院でこの「!熱中症!」のチラシをもらいました。

 通気性の確保・温度管理は本当に大切です。捕獲器のカバーを薄手のガーゼ布で作ってみたりいろいろ試作中です。

 捕獲、病院への搬送について、これからの季節、十分にネコちゃんに配慮しなくてはならないと、特に暑さには気を付けてあげなくてはと改めて思いました。

 また、この病院の手術内容・料金だけでなく、獣医師の先生や看護師の方々の対応のすばらしさもさることながら、清潔で設備の整った病院は捕獲したネコちゃんを安心して預けることができます。

 リリースするお外の子のために私がしてあげられることは少ないです。そのためにも、せめて捕獲・搬送には最大限配慮して、ネコちゃんに優しいTNRをしていきたいと思います。


令和元年5月のTNR!

(2019年5月)

 

 神戸から、会社が休みの週末もTNRのために通ってます…大阪市N区…(^_^;)

 ヴィッセル神戸のホームゲーム、ネコちゃんの病院と譲渡会を除いて…。

 だから少しは勝って。たまには勝て。ヴィッセル神戸(-_-)

 

 昨年来からのTNR現場にたまに現れるお父さんネコちゃんを、数百メートル離れた地点で発見してから、毎朝通勤経路を変えたりしながら探していました!いましたよ!お父さんネコちゃん。

 TNR現場第2弾となったのは、散髪屋さんの横の細い路地。

 散髪屋さんがいい人で…ありがとうございました。

 

 第2弾は、史上最速で捕獲器に入る!入る!

 秒殺で大人ネコちゃん2匹が捕獲できました。

 ですがここには、GW明けですから、当然いましたね。子猫ちゃん。子猫ちゃんは捕獲して里親さんを探します。随時、カワイイ子猫ちゃんたちもご紹介させていただきます。

 第1弾の現場も残り数匹ちゃん、引き続き頑張っていきます。

 

 いつもお世話になっている日本動物福祉協会さまに不妊助成金を申請させていただきました。5月のGWには、日本動物福祉協会南大阪支部さまの毎年の中之島まつりに参加させていただきました。今年も皆さまにお会いできて本当に楽しかったです。バザーのお手伝いや力仕事、去年より今年は筋肉痛がひどくなっているような気がします。寄る年波には勝てぬといったところです。


  どうぶつ基金さくらねこ

(31年4月)

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回大阪市西区でのさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から1頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。(実施頭数1匹)

 

 大阪市N区でのこのTNRは、私の職場のすぐ近くです。

 この現場やっと6匹目です。あと4匹。

 2年前に異動になってから…長いあいだかかっています。

 でも少しずつ耳カットの子が増えていくのを見るのは何より嬉しいことです。

 片側5車線の交通量の多い道路がありその道路のすぐそばに、エサやり場が作られていました。近所の人に聞いても正確なエサやりさんを把握するのが難しいくらい…エサやりばかりです。何人かを捕まえては、TNRする時はエサやりやめてと言ったところで、当日にはまた他の誰かが…新たなエサてんこ盛り。自分勝手にエサだけやって、私のTNRに口だけ出すオバさんにはさすがにブチ切れしました。

 とくにこの三毛ネコお母さんネコは警戒心が強く、頭もよく、捕獲困難度は断トツでした。

 エサを引き上げたり、雨上がりのタイミングを待ったり、1年以上もう何か月もかかって、やっと捕まえたお母さんネコでした。

 捕まえたときは、捕獲器に入ってくれた時には、住宅街で「やったー!よっしゃー!」と大声で叫んだくらいうれしかった。

 捕獲を試みた時から、このお母さんネコちゃんは少なくとも2回は出産しました。

 きっと必ず捕まえる、外のつらい環境でも少しでも穏やかに生きてほしいと、そのために、この子に会うために、毎朝通勤していたようなものです。私がこの子を見間違えるはずがありません。

 

 警戒心の強いこの子がリリースから4日後に、エサ場にやっと現れて、え?と目を疑いました。耳カットがありませんでした。本当にそのネコですか?またその子を捕獲して連れて来て下さいとはよく言えたなと、はらわたの煮えくり返る、とはこういう事をいうのかと…。

 確認を怠った私に第一義的責任があると認めても…やはり受け入れがたいものはあります。もちろん二度とそんなところへ連れていきません。

 

 結局は、そんなところを選んでしまった見る目のなかった、自己責任だと思います。

 私にはこの場所の、残る他の子たち全員をTNRすることが、私にできる唯一の最善のことであると思っています。

 一番警戒心の強い、捕獲に何か月もかかった頭のいいお母さんネコがもう一度捕獲できるのか、考えると気が重くなりますが、そのエリアは私以外にTNRする人間もおらず、警戒心の強いメスの三毛猫が、他の人間に何度も捕獲されることもないとは思っています。

 これから他の子を捕獲するのと並行して、お母さんネコちゃんがまた捕獲器に入ってくれたらな・・・と見守りながら頑張っていきたいと思っています。


H市某公園でのTNR 29年9月(8匹)

 

 

さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)29.9

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回姫路市さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から1頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数1匹(メス1匹)

 姫路市の某公園で、たくさんのノラ猫ちゃんがいます。田舎ほどTNRへの理解が低いと感じます。無責任なエサやりにはつくづく腹が立ちますが、ノラ猫は可哀想だと口だけの人間に対しても憤りを禁じえません。いくら言っても無駄なのかと無力感すら感じることもあります。ですが、今回もこの公園で8匹のたくさんのネコちゃんを捕獲できたのは、今回もチーム命の輪さんが手伝ってくださったおかげです。本当にありがとうございます。


 

さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)29.8

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回加古川市さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から1頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数1匹(オス1匹)

 この男の子は、以前に公園での一斉TNRを行った後に現れた新入りの男の子です。体も大きく、去勢手術もしていないためか、他の手術済みの猫ちゃんたちよりも強かったのですが・・・去勢手術も済み、今後は穏やかな性格になってくれるのではないかと思います。みんなと一緒に幸せになってくれますように。


 

さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)29.7

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から1頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数1匹(メス1匹)


~母親ネコのTNR~

 

駅周辺で見かけていた白三毛ちゃんでした。懇意にしているエサやりさんのエサ場でたまに見かけるネコちゃんでした。

お腹が大きいのがわかりました。

こんな危険な屋外で、誰にも顧みられず、過酷な環境で年2~3回子猫を産んで育てる…無責任にエサだけやる人間に限って、手術が可哀想などと言うのです。

 

捕獲して病院へ連れて行きました。

手術当日のお昼、病院から電話があり、お母さんネコちゃんが出産したと連絡がありました。

 

 お母さんネコちゃんには可哀想なことをしてしまいました。病院での出産は本人は予期しないことだったでしょう…。病院での出産も、母親ネコにはストレスだったのだろうと思います。ノラ猫の置かれた環境は、ここまでネコにとって酷なのか…。そうさせているのは我々身勝手な人間のせいなのです。

 お母さんネコはしばらくして手術を行いリリースしました。乳飲み子ちゃんはミルクボランティアさんに大切に預かっていただいています。

  ごめんね・・・つらい思いをさせたね。

 

 


 

さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)29.6

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から1頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数1匹(メス1匹)


T市河川敷でのTNR(2)

5匹(メス4、オス1)

 

 5月に入って、河川敷でのTNRを引き続き行いました。今回は、5匹を捕獲できました。

 とてもつらく、悲しいTNRでした。

 今回は、チーム命の輪のメンバーの方4人が一緒にTNRしてくださいました。他にチームの知り合いの方が1名来ていました。

  雨上がりでもあり、捕獲器に入りやすいだろうと想像していましたが、なんと、橋の下に山盛りのフードがおいてありました。幸いまだそれほど食べてはいないようでした。

 捕獲は徹夜になりました。

5月ですが、夜は気温が下がり、夜露がびっしょりとなりました。

 前回気になっていた、ボスネコちゃんらしき男の子も捕獲出来ました。

 時期がすでに出産シーズンに入ったのか、前回確認した匹数は今回出てきませんでした。それでもずっと捕獲器を仕掛けて待っていました。

 

 草むらの中に、まだへその緒のついた、生後2~3日の仔猫が横たわっているのを発見しました。動かず夜露に濡れていました。もう死んでいるのだと思いました。仔猫の体はとても冷たく、夜露でびっしょり濡れて冷えきっていました。

 すぐに仔猫の体を拭き、車のヒーターで必死に温めてもらいました。仔猫にはウジ虫がたかり、耳からは血がでていました。まだ時間は朝の5時頃だったと思います。仔猫はなんとか手足を動かし始めました。まだ救急病院の始まる時間ではなく、病院に連れて行くまでの間、ヒーターの前で体をさすってもらいました。見ていられないほどつらかったけれど、動いてくれてありがとう、必ず助けてあげるから、と祈る気持ちでした。これ以上可哀想な子猫を見たくない、でも、瀕死の仔猫を取りこぼすことだけはあってはならないと、河原の草を慎重に掻き分け、探し回りました。もういないとわかり、この2匹の仔猫は病院へ急いで連れていかれました。

 

 病院では、つらい結果が待っていました。病院へついた時点で、2匹目の仔猫は亡くなっていました。1匹目の仔猫も瀕死の状態で、体の中をすでにウジ虫に食われていました。耳から血がでて、耳や肛門からウジ虫に食われ、内臓を食べれられているとのことでした。注射をうって緊急入院となりましたが、昼過ぎにはその子も亡くなってしまいました。

 

 写真は、発見直後、車のヒーターの前で手足を動かしていた仔猫ちゃんです。

 

 同じ日に、Oさんの保護しているチャコちゃん、入院中で危うい状態で食べることも出来なかった子が、仔猫の亡くなった頃に突然、少し食べ始めた、という知らせが病院から入って来ました。

 泣きながらOさんが言っていました。「チャコが食べれるようになったのは、あの子たちが、チャコに頑張ってといって最期の力をくれたんやろうなぁって思う」と。

 私もそれを聞いて、涙が止まりませんでした。

 可愛い可愛い仔猫ちゃん、優しい仔猫ちゃん、チャコちゃんに力をくれたんですね。

 ごめんね。私たちが遅かったね。本当にごめんね。

 


 

さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)29.5

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回高砂市さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から2頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数2匹(メス2匹)


 某河川敷でTNRを行っています。

 

 4月中旬、とりあえず6匹TNRを行いました。

 6匹(メス5匹、オス1匹)

 写真は、リリース時の様子です。

 お天気も良く、のどかな春の日でした。

 屋外での過酷な環境のもとでの生活はつらいでしょう。過酷な状況のもとで発情・出産するのは大変な負担です。生まれてきた仔猫も無事で大きくなれるのは稀です。TNRを行い、少しでも穏やかに過ごしてほしいと願っています。

 まだまだあたりにはたくさんのノラ猫ちゃんがいます。

 獣医の先生方、どうぶつ基金さま、協力してくださるボランティアのみなさま、いつも応援してくださる里親さまに感謝です。

 


 

さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)29.4月

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回高砂市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から1頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数1匹(メス1匹)

 写真は、今回TNRを行った某河川敷です。


さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)12月

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数1匹(メス1匹)


さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)11月

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数2匹(オス1匹・メス1匹)

 11月は、某公園のTNRでの取りこぼしの子を捕獲しました。茶トラの男の子です。他にも駅周辺でのメス猫1匹をどうぶつ基金さまの一般枠での手術を受けさせていただきました。


 

某公園でのTNR(10月)18匹捕獲

チーム命の輪のみなさま、本当にありがとうございました☆

 写真は公園でのリリースです。

 

 公園近くのえさやりさん、町内の方々が、公園での掃除などをきれいにしてくださっています。

 不妊・去勢手術を受け、一代限りの命となった地域猫・さくらネコを優しい目で見守っています。

 思い切って、TNRをして本当に良かったと思っています。

 いま、ノラネコ問題で悩んでおられる地域の方々にも知ってほしい。

 可愛いから、可哀想だからといってエサだけを与えていても、不幸なネコが増えるだけです。

 軽薄な猫ブームなどという風潮に惑わされないでほしい、世の中、悪い人間ばかりではないのだと信じたい、地域猫・さくらネコが優しく見守られる世の中であってほしい、命を粗略に扱うことなどあってはならないと強く思います。

 

さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)10月

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数1匹(オス1匹)

 10月は、某公園のTNRでの、取りこぼしの子を捕獲し、どうぶつ基金さまの一般枠での手術を受けさせていただきました。


さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)9月

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数1匹(オス1匹)

 9月もどうぶつ基金さまによる一般枠で手術を受けTNRすることができました。ありがとうございました。

 今月は、捕獲予定日と大雨の悪天候が重なり、捕獲が思ったようにできませんでした。

 しかし、本当の原因(?!)が判明しました。いつものエサやり場に、いつも耳カットなしのノラちゃんがくるのはなぜかと疑問に思っていましたが、同じ町内会のN公園がその原因であると思われます。私の捕獲場所には、その公園からノラネコちゃんたちが流れてきていたのだと確信しました。すでに公園で食べているのか、おなかがいっぱいだと捕獲は難しかったのだな、と思いました。

 公園のノラネコちゃんはもちろん不妊去勢手術未済で、ざっと25匹はいると把握しています。公園を見たときは、驚いて声も出ませんでした・・・(;・∀・)

 公園のすぐ近所にはエサやりさん。しかも公園にはどこか遠方から車でエサをあげに来る人、あろうことか、公園にネコを捨てに来る人…、この1年であっという間に増えたと近所の人が言っていました。公園の砂場はネコのトイレとなっていました。心ある住民の方が砂場の掃除を行っておられますが、これ以上ネコちゃんが増えたらどうしようかと悩んでおられました。

 10月に、信頼するボランティアのチーム命の輪の方々が協力してくださることになり公園でのTNRを実施する予定です。

 10月以降も、どうぶつ基金さまはじめ、たくさんの方々の協力があってTNRを行うことができます。ありがとうございます。


28年4月26日 大阪 

(公財)どうぶつ基金さまによる多頭崩壊プロジェクト出張手術

 

神戸市北区 山の街 約30匹

神戸市西区 伊川谷 70匹超

 

【神戸市北区山の街】

 生活保護の夫婦が、2年前にオスとメスの子猫を飼ったのが始まりです。

1回目の出産があったころに避妊去勢手術と里親募集を勧められたにもかかわらず、この夫婦は断ってきたとのことです。

で、2年後には30匹越えとなりました。メスとオスを分けてはいましたが、ずさんな管理のために繁殖しています。アイリスの2段ゲージに大人ネコ7~9匹がぎゅうぎゅうに入れられ、その中でメス猫が出産し、過密状態の中で仔猫が圧死していくという過酷さです。

ボランティアにより救出され、今回、どうぶつ基金さまによる多頭崩壊現場に対するプロジェクトにより、一斉手術を行っていただきました。

 

【神戸市西区伊川谷】

多頭飼育ではなく、多頭虐待です。

 神戸市内の賃貸の倉庫に、キャリーケースに入れられ監禁されて閉じ込められていたネコが当初は60匹と思われていましたが77匹にものぼりました。

物言わぬ命を、人間はここまで粗略に扱うのか、信じがたい許しがたい多頭崩壊です。

 倉庫の状況(←クリックするとハイジさまのブログへ移動します。)

 ボランティア団体のハイジさま、a.p.l.kobeの皆様によって助けられ、どうぶつ基金さまによる無料不妊・去勢手術を行っていただきました。http://ameblo.jp/haijigundan/entry-12149828082.html

 山の街、伊川谷の2つの現場からレスキューされたネコちゃんたちが、それぞれ2匹ずつ来我が家にやってきました。

里親募集・神戸周辺譲渡会開催予定ページで里親募集しています。

 

その後の経緯について(28年8月16日)

伊川谷の77匹の猫たちは、28年4月に、ボランティアのハイジさんによって36匹助け出され、(公財)どうぶつ基金さまの多頭崩壊プロジェクトによる手術を受けることが出来ました。ハイジさんのおかげで、多くのネコちゃんたちが里親さんを見つけることが出来ました。

 

残る41匹の保護は、最初の36匹の救出の後、4月末からずっと、倉庫の中年女性による抵抗や非協力のために膠着状態となったままでした。41匹についても、どうぶつ基金の手術を受け、里親さん探しをしたいと考えボランティアの方々が頑張っていました。 

 

膠着状態のまま、8月に入ってから状況が変わりました。

倉庫の大家さん、弁護士から8月16日が退去期限であるということを知りました。退去期限後には全頭を保健所へ連れて行くとのことでした。何とか、ネコたちの保護場所を確保してどうぶつ基金さまの手術を受けて里親さんを探したいと準備をしていました。

 

しかしながら、一部の神戸市西区のボランティアにより、残るネコちゃんたち全頭が16日に倉庫から出され、広島に本部のある某ボランティア団体に終生飼養をお願いする事を余儀なくされました。 あの汚く劣悪な倉庫と比べればどこだってマシかもしれません。倉庫から出されてそのまま保健所に連れて行かれ殺処分される、という最悪の状況だけは回避されましたが、きわめて後味の悪い結果となりました。

様々な意見がありますが、私は、全頭終生飼養に行く必要はなかったのに、どうぶつ基金さまによる手術を受ける予定だったのに、ネコの運搬ということで途中8月から関わってきた輩に、横やりを入れられ半ば強引に連れ去られたとの不信感が拭えません。

 

状態の悪い子たちばかりだったから終生飼養に行くしかなかった、というのは苦しい言い訳であると思っています。最初に助け出され里親さんを探した36匹と、残る某施設への41匹とでそこまで状態が違うというのは到底納得のいくものではありません。取って付けた言い訳だと言われても仕方ありません。あまりの匹数の多さに、手術後、各自が自宅で預かり保護することの大変さに、覚悟が足りずにひるんでいた隙があったと思っています。その隙を、一部の輩からの全頭終生飼養という甘言に突かれてしまったのだいうのが本当のところだと私は思います。

 

このような結果になってしまったことは、きわめて不本意であり、不信感だけが強く残りましたが、重く受け止めていくしかないと思っています。


さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)8月

 

 私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数2匹(オス1匹、メス1匹)

 今月もどうぶつ基金さまによる一般枠で手術を受けTNRすることができました。ありがとうございました。

 9月にも一般枠の手術を受けさせていただきTNRする予定です。暑い神戸も、間もなく秋風を感じる頃になります。里親さん探しとTNRを地道に頑張っていきたいと思います。


さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)7月

 

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数3匹(オス3匹)

 今月も、(公財)どうぶつ基金さまの多頭崩壊プロジェクト一斉手術のネコちゃんに新しい里親さまが見つかりました☆

関係者のみなさま、里親さまに感謝申し上げます。

是非、いのちつないだワンニャン写真コンテストに応募させていただきたいなと思っています。


さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)6月

 

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり公益財団法人どうぶつ基金から3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。公益財団法人どうぶつ基金に寄付していただいた皆様に心より感謝申し上げます。

実施済み数3匹(メス3匹)

 

また、今月は(公財)どうぶつ基金さまの多頭崩壊プロジェクトによる一斉手術を受け、里親探しをすることになったネコちゃんに新しい飼い主さまが見つかりました。

我が家で預かった5匹の多頭崩壊からの保護ネコちゃんのうち、3匹が正式譲渡となりました。(カプチ君、ココアちゃん、マフィン君)本当にありがとうございます。関係者のみなさまに感謝申し上げます。


さくらねこTNR

(公財)どうぶつ基金 

さくらねこ不妊手術事業(一般枠)4月

 

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。今回神戸市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から5頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。

公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 実施済み数5匹(オス2匹・メス3匹)

 

今回、どうぶつ基金さんから協働ボランティアの一般枠のチケットのご支援をいただき、本当に嬉しく、心強かったです。これからの時期は、ネコの出産シーズンでもあり、TNRと並行して、ネコの保護・里親探しも忙しくなります。 1匹でも多くのネコのために頑張りたいと思います。